本メディアには、プロモーションが含まれています

【青本は不要です】薬剤師国家試験の超効率的な勉強法!現役合格への最短ルート!

2022年5月3日

いま薬学生のあなたは、学生時代の僕と同様に薬剤師国家試験の勉強に追われているのではないでしょうか。

若しくは本格的に勉強を始めてはみたものの、

「何からすれば良いんだろう?」

「効率的で正しいやり方は何だろう?」と悩んでいるのでは?

長く、多く、辛い勉強を続けていく中で心が折れそうになる時は誰にでもあります。僕も何度も勉強から逃げ出したくなりました。

そんな時に超効率的でワクワクするような勉強法があると嬉しくないですか?

せっかく勉強するからには効率よく効果的な勉強がしたいですよね?

そこで今日ご紹介するのは、今ある知識を忘れにくくしつつ、新しい知識がどんどん付いていく勉強法です。

ちなみに、青本はほとんど使いません。

あんなのただの辞書です。

僕は大学で青本セットを買わされた時に、その分厚さからかなり萎えました。

そこで、青本をほとんど使わない超効率的な勉強法を独学で編み出しました。

この勉強法を実践していくことで、今ある知識をさらに定着させるだけでなく、そこに新しい知識をどんどん肉付けすることができます。

勉強効率が格段に上がるので、点数がどんどん上がって自分に自信も付きますよ。

僕の体験を交えながら解説していくので、ぜひ最後まで楽しんで読んでくださいね。

♦︎結論:回数別過去問を解く→分析して、繋げる

まずは回数別過去問を解きましょう。領域別ではありません。(理由は後述)

世の中には各国家試験、資格試験、大学受験など色々な試験がありますが、それらを攻略するのに何より重要なのは”過去問”です!

模擬試験や予想問題でもなく、”過去問”です。

具体的には、“第97回以降の薬剤師国家試験の過去問を3回以上”解きましょう。

過去問を何十年分もやるのは相当しんどいですが、第97回以降であればそんなに多くはないです。

第97回以降としているのは、この回が薬学部6年制課程を卒業した人の最初の新国家試験だからです。

第96回までは4年制課程なので、カリキュラムや出題傾向にも若干の違いがあります。

もちろん第96回までの過去問も参考にはなりますが、効率を求めるとあまりおすすめはできません。

第97回以降の過去問を3回以上解く。

そうすればあなたは効率よく点数を上げて国家試験合格への切符を手にすることができます。

ポイントとしては早めにとりかかること。そして最新の回から取り組むこと。

傾向を掴んだり、分析を行うのには多少の時間がかかりますよね。

ですので、なるべく早めにとりかかるのが大切です。

そして最新の回から取り組むのは、後が楽になるから。

国家試験の難易度は毎年多少の上下はありますが、総合的に見ると年々問題が複合化している傾向があります。

最新の回で高難易度問題に慣れておくことで、最初の自分のレベルを高い状態に持っていくことができます。

また、第97回に近づくにつれて理解の早さや問題を解くスピードがかなり上がってきます。

この勉強を進めていく中で、取り組みがスムーズになっていくというのが国家試験のような長く続く勉強ではすごく重要。

♦︎過去問のやり方(分析して、繋げる)

具体的にどのように過去問を解き進めていくのか解説していきますね。

❶ 間違えた問題にチェックを入れる(2周目以降も間違えたら追加でチェック)

❷ 問題の解説を読み込んで、まだ自分が覚えてなくて覚えるべき部分にだけ線を引く

❸ 解説を読んでも分からなかったこと、プラスα知っておきたい知識は、参考書で調べて解説部分に書き込む

❹ 同じ知識を使って解いた類題、関連のある解説内容などは互いのページに問題番号をその都度書き込む

❺ ❶〜❹を繰り返す

これだけです。1個ずつ補足していきますね。

❶間違えた問題にチェックを入れる(2周目以降も間違えたら追加でチェック)

まず、間違えた問題にチェックを入れるのは2周目以降も自分が取り組むべき問題が一目でわかるからです。

そして、現時点の自分の知識を使ってすぐに解けた問題は、チェックを入れる必要はありません。

すぐに解けるってことは、その問題を解く上での知識は十分にあるってことですからね。

また、「一応正解だったけど、導き出した答えの自信は70〜80%くらい」みたいな問題って結構ありますよね?

そういう問題もチェックを入れる必要はないです。

なぜなら、正解だったということは答えの導き出し方は合ってるということだから。

人の思考回路ってそう簡単には変わりません。

答えの導き出し方が合っていたなら自分の思考回路に自信を持ちましょう。

問題の解説部分だけ一通り読んで、知識を補足すればOKです。

2周目以降に解けた問題は、チェックの横にOKマークを付けておきましょう。

チェックを消さないのは、1周目で解けた問題よりは自分にとって大事な問題だという証拠を残しておくためです。

これを続けていくと、解く回数が増えていくにつれてチェックが多い問題にだけ取り組めばいいので、過去問を1周するのにかかる時間がどんどん短くなります。

❷問題の解説を読み込んで、まだ自分が覚えてなくて覚えるべき部分にだけ線を引く

これは、解けた問題・間違った問題にかかわらず覚えるべき解説には線を引いていきます。

解説というのは、その問題を解くのに必要な知識・答えの導き方だけでなく周辺情報やプラスαで覚えておくと良い知識まで書いてくれていることが多いので、ぜひ活用しましょう。

問題によっては暗記すべき情報を一覧表にまとめてくれていたりするので、こういうのも利用すると、自作するよりかなりの時間短縮になります。

❸解説を読んでも分からなったこと、プラスαで知っておきたい知識は参考書で調べて解説部分に書き込む

これは、勉強を進めていく上で参考書を開く時間をなるべく少なくしていくための作業です。

参考書を開いて必要な情報を探す作業って結構時間かかりますからね。

自分に必要な追加情報を問題の解説部分に書き込んでいくことで、それが”プチ参考書”になりますよ。

参考書をひたすら眺めて暗記する人や、参考書をさらに自分のノートにまとめたりしている人が結構いますが正直かなり効率が悪いです。

過去問をどんどん解いて、参考書は辞書代わりに使いましょう。

青本は、辞書です。

スペースの関係などで解説部分に書ききらないものがあれば、参考書の参照ページを過去問の解説ページに書いておくだけでもOKです。

ちなみに僕は、国家試験当日に青本は持っていきませんでした。

持って行ったのは回数別過去問を数冊のみ。

直前に見ておきたいところは、回数別過去問の解説ページに付箋を貼っていました。

それくらい青本は使わなかったです。青本に載っている問題も1問も解いてません。

❹同じ知識を使って解いた類題、関連のある解説内容などは互いのページに問題番号をその都度書き込む

これが僕のおすすめする勉強法で一番大事な部分です。問題同士や解説同士をリンクさせるということですね。

問題同士のリンクというのは、同じ知識を使って解いた問題(類題)や同じ知識でもアプローチの仕方が違う問題をリンクさせること。

これを行うことで重要度の高い領域がどんどん見えてきますし、同じ知識をいろんな角度から使うことになるので、知識の定着と肉付けを効率よく行えます

解説同士のリンクというのは2つ良いことがあって、1つ目は❸と同じく参考書を開く時間の短縮です。

プラスαの情報が、他の問題の解説部分に書いてあるというのはよくある事。

2つ目は問題同士のリンクと似ていますが、同じ知識でも使い方や答えの導き方がいろいろあるので、解説をリンクさせておくことで知識の肉付けと用途を増やすことができます。

♦︎過去問は宝の山

実際に薬剤師国家試験は、過去10年間の国家試験から約20%の類似問題が再出題されています。

つまり345点満点の20%、約70点は過去問によって引き上げることができるということ。

約20%というのは類似問題だけなので、同じ知識でも別角度からのアプローチや応用問題、問題中の選択肢内容の重複となるとその割合は更に高くなります。

数字で見ても、過去問がどれほど重要なのかが分かりますよね。

♦︎実際の点数推移

実際の僕の点数は、最初の模試(統一Ⅰ)では148点/345点でした。

半分の5割も取れていませんね。自分でも最初は本当に悲惨だったと思います。

その後、169点/345点(統一Ⅱ)→223点/345点(統一Ⅲ)と推移。

僕の場合は、統一Ⅲあたりでやっと勉強の効果が出ましたね。

最終的に本番の薬剤師国家試験では267点/345点、最初の模試から119点アップして現役合格することができました。

僕は自分で試行錯誤しながら勉強していった結果がこの点数です。

あなたは、本格的に勉強を始める前から効率の良い勉強方法を知ることができました。

今回ご紹介した勉強法をしっかり実践することで、僕以上に点数を伸ばすことも十分可能です。

♦︎おすすめの過去問題集


薬剤師国家試験の過去問には、領域別過去問題集と回数別過去問題集の2種類がありますが、僕は圧倒的に回数別過去問題集をおすすめしています。

理由は3つ。

❶傾向をつかみやすい

最新の回から取り組むことができるので、最新の問題の傾向や問われ方をつかみやすいです。

また上記の♦︎結論でも書きましたが、国家試験の難易度は年々問題が複合化している傾向があるので、最新の回から取り組むことで高難易度問題に慣れておくことができます。

❷脳が退屈しない

回数別過去問を使うと、1問進めるたびに違う科目や領域の問題に取り組むことになります。

同じ科目や領域を何時間も勉強し続けるのってかなりしんどいですよね。

1問ずつ問題のテイストが変わるので、脳が飽きることなくワクワクしながら勉強を進めることができます。

また、1問で問題の領域が変わるので勉強の区切りを”領域毎”ではなく”1問毎”にすることが可能。

「昼休みの1時間」など限られた時間の中でも中途半端に途切れることなく勉強を進めることができますね。

❸知識がリンクする

僕が回数別過去問をおすすめしている最大の理由です。

❷の内容と繋がりますが、1問進めるたびに違う科目や領域の問題に取り組むことになりますよね。

そうすると、同じ知識でも科目や領域をまたいで使っている問題が結構あることに気が付きます。

というか、最近の傾向としてこういう問題がかなり多いですね。

同じ知識を科目や領域をまたいで使うことこそ、今ある知識をさらに定着させつつ、知識の肉付けと用途を増やしていく超効率的な方法です。

いま点数に伸び悩んでいるあなたも、僕が今回ご紹介した勉強法をしっかり実践してもらえれば大丈夫です!

薬剤師国家試験で100点以上も点数を伸ばすことだって十分可能。

ボーダーラインと言われる225点に対してもかなり余裕を持って合格することが出来ます。

そうすればあなたも晴れて、薬剤師!

まずは回数別過去問題集を買って、1問ずつ解き進めて行きましょう^^

今回の記事があなたの役に立てば幸いです。