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【経験談】薬剤師がベンチャー企業に転職した方法【4つの手順】

2020年3月24日

この記事を読んでくれているのは薬剤師の方が多いと思うので、一つお聞きします。

『あなたは薬剤師の仕事、楽しいですか?』

薬剤師と言うと「病院や薬局に就職して一生安泰だよね〜」なんて世間から言われがちですが・・・

『その仕事、一生続けますか?』

薬剤師の仕事に飽きてしまった人や「自分向いてないな〜」と思っている人って意外と多いんじゃないでしょうか。かくいう僕もその一人ですが。

もちろん薬剤師という職に対して誇りは持っていますし、薬剤師として医療に貢献して生涯勤め上げる方には尊敬の念しかないです。

でも逆を言えば、薬剤師という”資格”そのものがその人自身の可能性や挑戦の幅を狭めているのも事実なんじゃないかなと思うんですよね。

僕はそんな自分の状況を打破して色んな可能性を広げて行こうと転職活動をしてきました。

いくつかの会社で面接を受けて、選考も進んだり内定をもらったりもしたので、経験談として「薬剤師がベンチャー企業に転職した方法」をお伝えします。

薬剤師がベンチャー企業に転職する4つの手順

①ポートフォリオを作る

ポートフォリオとは、自分の能力・スキル・知識を反映させた作品や成果物のことです。

ネット社会の現代において、多くのベンチャーやスタートアップでは事業にITなどのテクノロジーをフル活用していることがほとんどなので、まずはwebを使ったポートフォリオを作りましょう。

僕の場合は、このブログを実際にポートフォリオとして企業の方に見てもらっていました。(実際には、選考時に話のネタにしたり、今後の自分のビジョンを伝わりやすくするための記事をあらかじめ仕込んだりもしていました)

エンジニア志望の人は、プログラミングを使ってアプリやネットサービスを作るのがいいと思います。

ブログを始めたい方はこちら⇩

【2023年保存版】WordPressで知識ゼロからブログを始める方法(経験談)

②ベンチャー企業を求人情報サイトで探す

ポートフォリオができたら、実際にベンチャー企業を探してみましょう。

僕が使ったサービスは3つ。GreendodaWantedlyです。

1つずつ解説します。

Green

GreenはIT/Web業界に特化しているので、自ずとベンチャー企業の求人も多いです。

LINE感覚で人事の方と直接連絡を取ることが出来るので、話が早くてものすごく便利。

各社の給与や待遇面、求める人材・スキルなどの条件面も分かりやすく詳細に記載されています。

doda

dodaでは、求人は大手だけでなくベンチャー企業やスタートアップの求人もかなり網羅されているので利用しない手はありません。

自己PRや職務経歴など入力するプロフィールの項目は3つのサービスで一番多かったので、そのぶん自分によりマッチした会社が見つけやすいのもポイント。

スカウトやオファーの機能もあるので、双方からのアプローチがあります。

今回使った3つのサービスの中では、一番スカウトが多かったです。

Wantedly

Wantedlyは比較的新しいサービスでベンチャー企業に特化したビジネスSNSです。

Greenと同じくLINE感覚で話が早く使いやすい。今時のビジネスサービスです。

Greenと異なる点は、給与・福利厚生などの条件面の記載が一切ないこと。

これは求職者の考え方や価値観と、会社の理念・雰囲気・業務内容などとをより最適にマッチングさせるためです。

薬剤師業界と違ってある程度の年収相場などは決まってない場合が多いので、そのぶん交渉の余地はあるかと。

サービス自体は直感的に操作できたので、一番使い勝手がよかったです。

3つの求人情報サイトを使った理由

僕がこれらのサービスを使った理由は2つあります。

1つ目はポートフォリオを掲載できたこと。

自分のプロフィールの中に職務経歴や資格、今後の希望などのほかにポートフォリオを掲載する欄があったので、より自分の事を知ってもらいやすかったです。

むしろIT/Web業界への転職にポートフォリオは必須になってきている時代だと感じます。

2つ目はスカウトサービスがあったこと。

基本は自分で求人を探してエントリーしていましたが、中には職務経歴やポートフォリオに目を通した上でスカウトしてくれた会社もいくつかありました。

双方からのアプローチがあることで、出会う会社の数も自分の視野も広がります。

③職務経歴書を作り込む

職務経歴書を作り込むというのは、「それまでの自分の成果を可視化する」ことです。

可視化することで、その人の能力がわかるし、何に応用できるかが明確になるから。

一つ例を挙げると僕の場合だとDgSにいたので、自分の担当カテゴリーの売上をどのような方法でどれくらい上げてどの程度店舗に貢献したのかというのをエクセルでグラフ化していました。

数字化できるものだけでなく、マネジメント経験、新たな仕組みやシステムの導入なんかも成果として書きやすいですね。

自分の輝かしい経歴をつらつらと書くだけのものはお勧めしません。

もちろん立派な経歴や肩書きがあって、次の職場に活きる場合もあります。

ただしそれはごく一部。

自分の成果を可視化して、何に応用できるか明確にしていきましょう。

④ビジネスマナーを徹底する

これはもはや当たり前ですが、ビジネスマナーは徹底しましょう。

ただ薬剤師の場合は、新卒で資格採用の場合がほとんどなので、就活自体かなりぬるく、名刺交換すらまともにしたことない人が多いと思います。

名刺を用意してくれる会社もありますが、ない場合は自分で作りましょう。

『プリスタ。』でデザインを決めて注文すれば、簡単にすぐ自分だけのオリジナル名刺が作れます。

僕は自分で名刺を作る時に、このブログのURLをORコード化して載せました。

名刺交換した後にすぐその場でケータイで自分のポートフォリオを確認してもらえるし、他者との差別化も図れます。

QR Code generatorを使えば3分くらいでオシャレなQRコードが作れますよ。

こんな感じで名刺の裏に印刷していました↓

なぜベンチャー企業に拘ったのか

僕がベンチャー企業に拘って転職活動していた理由は、3つあります。

薬剤師の資格を必須としない環境に挑戦したかった

薬剤師の資格を必須とする環境で働いている限り、給料とか含めて薬剤師を超えることはできないと思いました。

薬剤師免許を使った仕事の相場はある程度決まってますからね。

資格ではなく、経験を生かして横展開していくのが大事だと考えたわけです。

転職活動をしてわかりましたが、薬剤師を欲しがっているベンチャー企業は想像以上にあります。

でも彼らは薬剤師を採用する方法をあまり分かっていません。

正直、めちゃくちゃブルーオーシャンです。

薬剤師としての経験は、それだけ価値があります。

資格よりも経験が大事ということに気付けたのも、今回の転職活動での大きな学びです。

伸びる業界・伸びている業界に身を置きたかった

これは単純に、伸びる業界とそうでない業界に身を置く場合、スキル・年収の向上の幅が全然違うということです。

年収というのは、その人自身で決まるというよりは、その人がいる業界によって決まっている場合が多いです。

伸びる業界・伸びている業界に身を置くことでスキルも年収も向上しやすい。

薬剤師の関わる場面が多い医療業界というのは、年収や今後に活きるスキルなど総合的に見た時に、これから大きく伸びていくとは考えにくい業界です。

逆に、IT/Web系など近年のテクノロジーをふんだんに活用している業界が、今後伸びる・伸びていると言えますね。

マニュアルを作る側になりたかった

ベンチャー企業は急速に成長中の会社が多いので、細かいマニュアルなどが規定されていません。

僕が今までいた会社はどこも大手だったので、膨大な量のマニュアルがあり、色んな規定がありました。

マニュアルというのはいわゆる仕組み化するためのツールであって、事業の効率化や会社を大きくするには必要不可欠です。

それくらい大事なものですが、例えマニュアルをいくら正確で素早く実行できるようになったとしても、自分のスキルとしてはあまり残るものがありません。

マニュアルの穴や弱点を見つけて、自分なりに仕組み化を構築していくにも限界はあります。

”仕組みを作るスキル”こそが自分の中にもしっかり残り、他へ応用が効く最強のスキルだと思いました。

薬剤師の”資格”にとらわれない – 薬剤師の”経験”を生かすのが大事

ベンチャー企業への転職活動を通じて、薬剤師が活躍できる場は思っているよりも沢山あるなと感じました。

ただ資格が必須でない分、転職へのハードルが高いのは事実。

ここで大事になってくるのは”資格”ではなく”経験”です。

薬剤師であれば、薬剤師免許っていう資格は誰でも持ってますよね。

今はまだ薬剤師業界では資格が需要になるけど、一歩外に出れば需要は低いし、薬剤師業界もいつそうなるか分かりません。

薬剤師の”資格を使う”という感覚から、薬剤師の”経験を生かす”という感覚へシフトさせていくことが大事になってくると思います。

薬剤師ができる経験って、薬剤師の”資格”がないと経験できませんからね。

そしてその経験も一人一人全然中身が違うものだし、その時代・その人の年齢によっても経験する事柄が変わってきます。

今まで自分が築き上げたもの・経験してきたことを踏まえて、自分がその瞬間できる最大限の価値提供を常に考えて、的確に現すことができれば、

どんな転職も上手くいくだろうし、これからの時代・どんな環境でも逞しく生き延びていけると思います。

今回は以上です。