【暴露】フリーランス薬剤師4年目の末路
僕は2021年にサラリーマンを辞め、フリーランスに転身しました。
前職ではヘルスケア商材のD2Cベンチャーとweb広告代理店に勤務。
以前から独立したいなとは思っていて、スキルを身に付けて頃合いを見て独立。
なんだかんだ飯は食えていて、4年目に突入しました。
末路とか書いちゃってすみません。おかげさまで無事に生きてます。
でもフリーランスって、毎月安定的にお賃金がもらえるサラリーマンとは違います。
1日でも長く生き抜くために、今日も銭を必死で掴み取りにいかないと死ぬわけです。
ただどうでしょう。
3年前に比べると、最近はフリーランス薬剤師も割と増えてきたなという印象があります。
挑戦的で野心のある人が増えたんですかね?(自画自賛?)
僕自身、正社員→派遣→フリーランスといろんな働き方を経験してきたわけですが、
フリーランスは、3つの働き方の中でも特に向き不向きが分かれると感じています。
まあ節目っていうわけでもないですが、独立4年目に入って自分の仕事内容とか、
フリーランスについて思うこととか割と固まってきたのでシェアしようかなと思った次第です。
リアルに生々しく書いてるので、フリーランス薬剤師に興味がある人は最後までお付き合いください。
フリーランス薬剤師4年目の仕事内容
僕がいま取り組んでいる仕事をざっと挙げると、
- 薬剤師業(調剤薬局)
- 製薬企業へD2Cコンサルティング
- 薬剤師の人材紹介
- 薬局の化粧品ブランド立ち上げ・運営
主にはこんな感じです。
週の半分(2〜3日)は薬剤師をやって、それ以外で他の仕事をやってます。
実際には薬剤師以外の仕事はリモートなので、昼夜問わず自分のやりたい時にやるって感じですが。
個人的には、仕事場が現場とリモートのハイブリットな感じなので、そのバランスの良さも割と気に入っています。(どっちか100%とかはもう多分無理ゲー)
最近力を入れているのは化粧品ブランドの立ち上げ・運営ですね。
今まではクライアントワークも多かったですが、主体的に自分のビジネス・事業を構築していくのは超楽しいです。
良ければ商品LPだけでも見てやってくださいm(_ _)m
おかげさまで年々仕事は増えていて、話を持ちかけられることも増えました。
あとはたまに生成AI関連の仕事もしてます。
特に画像生成AIがおもろくて、夜な夜ないろいろ作ってます(意味深)
chatGPTは使いこなしている人が増えているので、画像が作れるといろんな場面でクリエイティブ制作に役立ちますよ。
【薬剤師向け】AI画像の作り方をたった1時間でマスターし、合法的に稼ぐ方法
もちろん、自分の事業にも活用してます。
これは次の項にも繋がってきますが、フリーランスや個人事業主は、
「世の中に新しいテクノロジーが出てきたらとりあえず使ってみる」ってかなり大事なことかなと。
現状維持はもはや衰退ですからね。常に成長必須。
新しいことはとりあえずガンガン手を出して、当たりくじ引いてやる〜!くらいの温度感です。
フリーランスになって良かったこと
ここからはフリーランスになってからの良し悪しをリアルに吐いていきます。
まずは良かったことから。
- 自分の頑張りが売上に反映
- 仕事を選べるようになった(コントロールが効く)
- お金に対するマインドの変化
自分の頑張りが売上に反映っていうのはわかりやすいですね。
サラリーマンと違って、サボりまくれば奈落の底まで急降下ですが、頑張りまくれば収入は青天井です。
たとえサラリーマン時代と収入が同じくらいだったとしても、個人事業主であれば経費もある程度使えるので、うまく節税ができれば経済的豊かさは上がると思います。
というか、サラリーマンが節税する方法がなさすぎる…。
あとは仕事を選べるようになった(コントロールできるようになった)のも良かったことの一つですね。
サラリーマンであれば上から降ってきた仕事はやるしかねーですが、
フリーランスは上司も部下もいないパッパラパーなお気楽ワークスタイルなので、
その仕事自体やるかどうか、なんなら待遇までずべて全て自分で決められます。(交渉とかも必要にはなるけど)
僕自身も、最初から断る仕事もあれば、半年〜1年くらいやってみて、
「やっぱオレには合わねーな」って感じで契約終了にする仕事もありました。(やってる最中はもちろん本気で取り組んでます)
僕が思うに、忙しさを自分でコントロールできない仕事って心身ともにかなり負荷がかかります。
逆に言えば、自分でコントロールできる(自分の意思でやり込める)仕事であれば、やりがいもありますし、全然苦じゃないです。
あとはお金に対する考え方も変わりましたね。
日本って、稼ぐのは悪!とかお金の話をするのは卑しい!みたいな風潮ってあるじゃないですか。
フリーランスはそんなこと言ってられないので、愚直に売上を追うようになりましたし、
報酬というのは自分が提供した価値への対価と考えられるようになりました。
次の項にも関係しますが、毎月の請求業務や確定申告等を通じて、
自分のお金の流れもはっきりとわかるようになりましたね。
サラリーマンだと毎月勝手にお給料が振り込まれるし、税金も勝手に天引きされます。
今までいかに脳死で国から搾取されていたのか痛感しましたし、
お金の勉強もするようになりました。
日本って学校でお金の勉強をほぼしませんよね?
しかもお金に関する色んな制度が複雑になってますよね?
そしてそれを決めているのって偉い人たちやお金持ちですよね?
そういうことです。国民がお金に詳しくない方が、彼らにとって色々と都合がいいわけです。
フリーランスになって悪かったこと
では、悪かったことをぶちまけていきます。
- 経理まわりが面倒
- 税金たけえ
- 気を抜くと死ぬ
- 社会的信用低い
- バイト、フリーターと間違われる
- 仕事とプライベートの境目がない
良かったことより多くね?ってツッコミが聞こえてきますが、ご心配なく。
僕はデメリットを上回るメリットを享受しているのでフリーランスをやっていますし、
今後も続けていく予定です(今のとこは)
毎月の請求業務もクライアントが増えれば増えるほど手間はかかりますし、
確定申告もぶっちゃけ面倒っす。
外注すればええやんって話ですが、お金周りに関しては自分でしっかり把握・管理したいので、
今のとこはこのままやってくつもりです。
税金に関しても、国民健康保険・国民年金・所得税・住民税などを自分で納めていくとたけえな〜って実感しますね。(節税しなきゃ)
ただ、フリーランスは社会的信用は低いですね。
ここに関しては会社員が最強です。(特に大手企業)
引っ越しやローンを組む、クレカ作るなどは会社員のうちにやっておいた方がいいでしょう。
あと、50〜60代以上の方には、バイトやフリーターと一緒でしょ?とかたまに言われます。
そういう時は、「土木でいう一人親方的な感じです」と伝えると大体話通じますね。
人によってはデメリットになるかもしれませんが、
フリーランスは仕事とプライベートの境目はほぼありません(自営業や経営者は当然でしょうが)
毎日仕事のことは考えてますし、何かしらやってますし、仕事の連絡などはいつでも取れるようにしています。
どこかへ出掛けた時も、売り方や広告、マーケティングなど自分の事業に活用できるところはないか、常にアンテナを張っています。
僕は基本的に、24時間365日、仕事モードを50〜80%くらいで維持させていますね。
常に炊飯器の保温モードという感じ。スイッチを完全オフにはしないことで、たとえ遊び中でも仕事の連絡があれば秒で対応できます。
たまに瞬間風速的に120%のパワーで仕事をする時もありますが、普段は半分ちょいくらいをキープし続けるのが僕には合っていたようです。
というか、そういう人の方がフリーランスは向いてると思います。
平日はフルコミで働きまくって華金は飲みに行き、土日は休む!遊ぶ!って感じで
仕事とプライベートを完全に切り分けたい人は会社員の方がいいかと。
フリーランスっていう働き方は手段の一つでしかないので、自分の適性を見極めるのが大切です。
まとめ
フリーランス薬剤師4年目の僕の現状をリアルに吐いてきましたが、
最初から今のスタイルを目指してやってきたわけではありません。
がむしゃらに試行錯誤していく中で、気付いたらこうなっていました。
ある程度覚悟をもってやれば、何とかなるし、人間何とかするもんだな〜って感じています。
今後もたまにはこうして、自分の仕事まわりのこととかシェアしていく予定です(反応が良ければ)
今回は以上です。
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