【裏話】僕が化粧品D2Cブランドを立ち上げたワケ
2023年冬、Re:Nという化粧品D2Cブランドを立ち上げました。
正確には、大阪のとある調剤薬局企業との共同事業という形です。
事業を立ち上げた理由は色々あります。
表では薬剤師として〜とかカッコいいことも言ってきましたが、それはそれ。
今回はここだけの話、腹の奥底にある裏話的な部分を、綺麗事抜きでぶっちゃけていきます。
僕の仕事論的な部分も書いているので、気になった方はぜひ最後までお付き合いください。
セルフブラック企業…クライアントワークからの卒業
これは独立した当初から思っていたことの一つです。
クライアントワーク自体は今もやっていますし、これからもやりますが、以前からある種の限界は感じていました。
いただいた仕事をひたすら受け続け、毎日3〜4時まで仕事に忙殺され、心身ともにかなり疲弊していた時期もありました。
「オレってこんな生活がしたくて独立したんだっけ?」
そう自問自答することも多々ありましたね。
今だから言えますが、どうあがいても納期が間に合いそうにない時に、冗談抜きで風邪でダウンしたことにして2~3日の納期を遅らせてもらうなんてこともありました(これは完全に自分のスケジュール調整ミス)
クライアントワークって、所詮はクライアントから仕事をもらって自分の時間を切り売りする時給労働なので、自分の稼働時間 × 単価=報酬です。
自分の市場価値をぶち上げて、高単価で仕事を受ければ時給数万円くらいまでは到達できますが、結局は自分が稼働し続けるしかありません。
動きを止めればオチンギンはゼロです。
自分のビジネススキルを次のステージへ上げていくためにも、”自社商品を持つ”という選択をした部分は大きいです。
ストック型ビジネスの構築(怪しくない)
クライアントワークからの卒業と一部重複しますが、D2Cブランドを作った理由の一つに、ストック型ビジネスを構築したいという思いがありました。(クライアントワークはフロー型)
基本的にはリピート通販のモデルなので、お客さんがリピートし続けてくれているうちは、売上や顧客リストが資産的に積み上がっていきます。
もちろん不労所得ではないので、毎日脳に汗をかきながらマーケティング施策等を考えていますが、自分の時間を切り売りしている時給労働ではないので、成長は二次関数的な伸びになります。
これは結果論的なメリットですが、自社商品を持つことで会う人から興味を持たれる機会も増えましたし、自社事業⇄クライアントワークでスキルや経験を相互に活用することで、相乗効果も生まれるようになりました。
以上、綺麗事抜きに、自社事業を立ち上げた理由をぶっちゃけてみました。
最後は、仕事をする上での僕の信念的な部分をお話しします。
”資格”ではなく”経験”を使って仕事をしていく
僕がいまやっている仕事の50〜60%は、ぶっちゃけ薬剤師の”資格”がなくてもできる仕事です。
それでも、薬剤師の”経験”があったからこその知識・スキルを活かせている仕事は数え切れません。
今までやってきた仕事のスタンスも、”資格ではなく経験を使う”を意識しています。
正直、薬剤師の”資格”を使った仕事だと、上限はせいぜい時給5000円くらいまでです(薬局オーナー兼プレーヤーなど除く)
薬剤師の”経験”を横展開していけば、自分の仕事の幅も広がるし、上限値も青天井。
僕のこれまでの経験をフローにすると、
調剤&DgS → DgS専任 → ヘルスケア商材D2Cベンチャー → 化粧品D2Cコンサルで独立 → 化粧品D2Cブランド立ち上げ・運営
という感じなので、ある程度内容に一貫性があるのを分かってもらえるかなと。
”資格”だけ使っていれば成長は一次関数ですが、資格を使って得た”経験”を活用していけば二次関数的に成長していけるわけです。
今のとこはこのスタンスで間違ってなさそうなので、僕はこのまま突っ走りたいと思います。
化粧品D2Cブランドを作ってみたいあなたへ
今回、僕が化粧品D2Cブランドを作るにあたって得た経験をふんだんに詰め込んだnoteを書きました。
中小企業はもちろん、個人でも十分に活用できる内容になっています。
化粧品ブランド作りの裏側を知りたいって人もぜひ。
まずは導入部分だけでも読んでみてください。