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【4つの転職サイトを使って分かった】転職サイトの使い方の極意(薬剤師は特に必見)

2019年8月21日

いま薬剤師の方で、「転職しようかな・・・」と考えている人は多いと思います。

薬剤師の平均在職年数は3年程度とも言われているので、約3年に1度は転職していることになりますね。

ただ、いざ転職を考え始めても、「薬剤師の転職サイトって多いし、どこをどんな風に使っていいかわからない・・・」という方も多いのが現状です。

この記事では、各薬剤師転職サイトの特徴や使い方、使い分けを解説しています。

また、ここで解説している転職サイトの使い方はどの業界の転職でも活用できます。

僕は、新卒で入社した会社を1年半で退職し、Uターン転職しました。

その時に実際に使った4つの転職サイトを例に、僕の実体験を交えながらお話ししていきます。

♦︎どういうビジョンで転職サイトを使ったか

僕の場合は、「地元福岡で調剤以外の仕事がしたい」というビジョンで転職活動を行いました。

新卒では、業界上位5位以内に入る大手ドラッグストアへ入社しました。

そして、関東の調剤併設型ドラッグストアで調剤業務を2年弱経験しました。

仕事に大きな不満はありませんでしたが、だんだんルーティンワーク化してきたのもあり、徐々にやりがいはあまり感じられなくなってきていたんです。

前職、現職の詳しい仕事内容についてはまた別で記事にしたいと思います。

やりがいをあまり感じなくなってきたというのと、ゆくゆくは地元に帰って貢献したいという想いもあったのでUターン転職という結論に至りました。

そして冒頭の「地元福岡で調剤以外の仕事をする」というビジョンで求人を探し始めました。

調剤以外といっても様々な職種がありますが、どれも調剤ほど求人数は多くないです。

そこで、調剤以外の求人の中でも比較的数の多い「製薬企業」「ドラッグストア(OTC業務)」に絞って転職活動を行いました。

以下は、僕が実際に使った4つの転職サイトです。

♦︎各転職サイトの特徴

リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師

言わずと知れた認知度No.1の薬剤師求人サイトですね。

キャリアアドバイザーの方の対応も良く、レスポンスも早かったです。

僕が探していた福岡の「製薬企業」「ドラッグストア(OTC業務)」の求人数もトップクラスでした。

転職の流れや探している求人に関して、こちらの意図を素早く汲み取ってくれて、的確な求人を提示してくれました。

もちろん「病院」や「調剤薬局」の求人も多いので、そちらを探している方にもおすすめできます。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師

こちらも言わずと知れた認知度の薬剤師求人サイトですね。

マイナビ薬剤師のキャリアアドバイザーの方も対応・レスポンス共に申し分なかったです。

求人は「ドラッグストア(OTC業務)」「病院」「調剤薬局」どれも多く、こちらもトップクラスの求人数でした。

「福岡の製薬企業」に関しては「リクナビ薬剤師」の方が求人数は少し多かったです。ただこの辺りは完全にエリアによりけりです。

関東でキャリアアドバイザーと直接会って面接対策ができることや、福岡での面接に同席(面接の同席なんてものがあるをこの時初めて知りました…)できることなどを提案してくれたのが好印象でした。

薬キャリ

薬キャリ

エムスリーキャリアが運営する薬剤師求人サイトですね。

キャリアアドバイザーの方の対応・レスポンス共に申し分なかったです。

しかし、エムスリーキャリアは、日本最大級の医療専門サイト(約27万人の医師と約10万人の薬剤師が登録)を運営している会社なので、「病院」と「調剤薬局」の求人の方にかなり強いです。

ですので、僕の希望していた「福岡の製薬企業」の求人はありませんでした。

ただその分「ドラッグストア(OTC業務)」に関しては、かなりの求人数を紹介してくれました。

「病院」「調剤薬局」「ドラッグストア」のどれかを転職先として考えている方にはおすすめできます。

ゴリ薬

ゴリ薬

福岡市内に本社がある「総合メディカル」という会社が運営する薬剤師求人サイトです。

上の大手3つに比べたら聞き馴染みはあまりないかも知れません。

全国に調剤薬局の展開もしているので、「調剤薬局」の求人は比較的多いです。

キャリアアドバイザーの方の対応は申し分なかったのですが、上の大手3つと比べるとレスポンスは少し遅かったです。

ただ、「医薬品・健康食品・サプリメントを扱うネット通販会社の医薬品管理」など少し変わった求人がありました。

「調剤薬局」をメインに探している方、少し変わった掘り出し物的な求人を探している方は一度登録するのもありですね。

♦︎具体的な転職サイトの使い方

使う転職サイトの数ですが、最初から1つに絞るのはあまりおすすめしません。

理由は、担当してくれるキャリアアドバイザーの方との相性によって当たり外れがあるからです。

当たり前ですが、1つの転職サイトには何人ものキャリアアドバイザーがいます。

担当してくれる方には必ず多少なりとも相性があります。

最初に当たった方があまり相性が良くない場合、「担当者を変えてください!」ときっぱり言えればいいですが、なかなか難しい方が多いと思います。(僕もなかなかズバッとは言えないタイプ…)

また、転職サイトに登録しなくても扱っている求人をある程度は見れるのですが、登録してからでないと見れないものも中にはあります。

登録した後にキャリアアドバイザーが見つけてきてくれる最新の求人などもあります。

ですので、僕が紹介した上記の4つには最低限登録すべきです。

とりあえず登録してみて、色んなキャリアアドバイザーと話をしていってください。

そしてその中で「自分が本当に探している求人」「相性の良いキャリアアドバイザー」という視点で吟味していき、最終的に1つの転職サイトに絞りましょう。

♦︎最終的に絞ったところは?

僕は、最終的に【リクナビ薬剤師】に絞って転職活動をしました。

理由は3つあります。

薬剤師のキャリアアドバイザーに出会えた

これは僕の中でかなり大きかったです。

自分と同じ職種で働いていた経験があるという事は、それだけ共感や理解してもらえる部分があるという事です。

自分から希望したわけではありませんが、運よく薬剤師の資格を持ったキャリアアドバイザーの方に担当してもらえました。

同じ資格を持っていたり、同じ職種の経験があるキャリアアドバイザーを希望する人は、一度転職サイトに問い合わせしてみるといいかもしれません。

自分の理想に近い求人を探してくれた

僕は、福岡の「製薬企業」「ドラッグストア(OTC業務)」に絞って求人を探してもらいました。

本社が福岡にある製薬企業で、OTCの企画・開発ができるという僕にとってすごく魅力的な求人も紹介してくれましたね。

結果的に、そこは経験者を優遇しているとのことで採用にはなりませんでしたが、当初の「福岡市内で調剤以外の仕事がしたい」というビジョンに沿って理想に近い求人をいくつも提示してくれました。

対応・レスポンス共に自分に一番合ったキャリアアドバイザーだった

どの求人サイトも大体最初に電話で10分程度の面談があり、その後に求人紹介をメールでしてもらいます。

僕を担当してくださったキャリアアドバイザーの方は、電話面談の後のメールで

・性格や人柄、受けた印象のフィードバック

・転職理由、希望する仕事内容の細かいニュアンスの確認

この2点を求人紹介の前に伝えてくれました。

こういった対応は転職する身としては安心感がありますし、担当者として信頼できますよね。

電話でも、「退職の旨を会社に伝えるタイミング」など転職が潤滑にいくようなコツや流れを最初に教えてくれたので、「求人紹介サイト」というよりは「転職を親身にサポートしてくれるサービス」という印象でした。

♦︎後悔のない転職をするために

後悔のない転職をするためには、「情報の量と質」と「情報をくれる人」が重要です。

まずは、3〜5つほど転職サイトへ登録しましょう。(薬剤師の方は上記の4つへ)

そこから「自分に合った情報」と「自分に合ったキャリアアドバイザー」を見つけていき、最終的に1つの転職サイトに絞りながら転職活動を進めていくのが良いです。

最初から情報を絞るのではなく、徐々に絞っていくことで、数ある選択肢の中から自分の理想により近い情報が見つかっていくと思います。

今回の記事が、あなたの役に立てば幸いです。

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